バイリンガルの定義を考えるより大切なこと

● バイリンガルの定義を考えるより大切なこと

こんにちは。国産バイリンガルの育て方講師の加藤由希子です。

ごくたまに「バイリンガルの定義」について聞かれることがあります。

どのくらい話せるようになるかとか、ペラペラってどういうことか、みたいな感じでしょうか。

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でもこれって、あんまり意味がないですよね。

聞きたくなる気持ちはわかります!^^

ある面白い調査があるので、ちょっと聞いてください。

「あなたはバイリンガルですか?」
「何ヶ国語話せますか?」

この質問に、日本人はかなり英語が話せても、バイリンガルとは言わない傾向にあるんです。

「全然話せないです!」って言っちゃいそうですもんね。日本人は。
 

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逆に、海外の方、例えばアメリカ人などに質問すると、「三ヶ国語話せるよー!」っていう人に実際話してもらうと、ものすごく片言だったりするんですって!!(笑)

えっ、その程度で???っていう感じ。

この違い、面白いですよね。

「話せるよー!」って、気軽に話す人のほうが、コミュニケーションとしての英語(またはその他の外国語)は上達しますよね。

どっちがバイリンガルといえるか、なんて、あまり意味がないですよね。

また他人に、「その程度でバイリンガルなの?」っていう指摘も、あまり意味がないですよね。

日本人は、「完璧じゃないと話しちゃいけない」って思っている傾向があるんでしょう。

私も含め、ほとんどの人が、そうかもしれません。

でも、自分の子どもたちの時代は、そういうわけにいきませんよね。

もっと気軽に英語を使えるようになってほしいです。

ですので、まずは、英語に触れる!ところから、スタートしてみませんか?>>>

それこそが、バイリンガルへの一歩です。

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