お子さんの思考力を伸ばすには:親子の会話編

● お子さんの思考力を伸ばすには:親子の会話編

こんばんは。国産バイリンガルの育て方講師の加藤由希子です。

メルマガ読者さまからお子さんの思考力についてのご質問をいただきました。

2020年から大学入試が変わっていくのをきっかけに、「考える力」というのはますます重要視されています。

小学生の息子にも、「いまのうちから考える力をつけていきましょう」ということをよく言われます。

さて、まず大切なことの一つは、親子の会話です。

そこが一番身近な「社会」ですので、そこでの会話が大切になってきます。

ご質問をくださった方は、

「本を選ばせたり、遊びたいことを本人に任せたり、子どものやりたいことを尊重している。」

 
とのことでした。

5歳の娘さんに対しても、色々考えていらっしゃるママさんで、ほんとに素敵ですよね。

お子さんがまだ小さい場合は、二択でもいいので、「どちらがいい?」っていうところからスタートしてくださいね。

その中で、「お子さんの意見を尊重しつつ、ママの意見についてどう思うか?」っていうのも聞いていってもいいかもしれませんね。

さて、親子の会話の中で大切にしたいことの一つに、

・すぐに答えを言わない
・考えさせる
・他の考えはないか考える

 
などがあります。

例えば、息子に「○○って何?どういうこと?」と聞かれたときなどに上記のことを大切にしています。

「あなたはどう思う?」
「こういう考えもあるよね?」
「ママはこう思うよ。」

 
などです。

どんなことでも応用できますよ。

例えば、学校でお友達にいじわるされた時なども、

「なんでそのお友達はいじわるするのか?」

「ぼくのことが嫌いだから。」
「機嫌が悪かっただけ。」

 
などの理由が考えられますが、他にも、

「実は仲良くしたかったのにうまく言えなかった。」
「やきもちや嫉妬」

 
などなど、たくさん理由はありますよね。

これは心の健康にも役立つので、3つ以上の理由を考えるといいと言われています。(大人もです)

もっと簡単なテーマでも、お子さんが「なんで○○ってこうなの?」っていう質問から膨らませて考えてくださいね。^^

実際に質問された中では、

「プリペイドカードってなんであるの?」
「どうしてサークルKがファミマになったの?」

 
などがあります。

こんな質問でも理由を説明しつつ、どうしてだと思う?って聞いたりしています。

やりすぎると子どもも面倒になるので、楽しいクイズのようにやってみてくださいね~。^^

一緒に考える練習をするっていうのが大切ですよ。

ゆるーく心がけるだけでもずいぶん違ってくるので、意識してみてくださいね。