待てる親になるために大切なこと

● 待てる親になるために大切なこと

こんにちは。国産バイリンガルの育て方講師の加藤由希子です。

親は子どもに、「こんな風に育ってほしいなぁ」という想いがありますよね。

・英語ができる子になってほしい
・優しい子になってほしい
・自分で道を切り開いていってほしい

 
などなど、数えたらきりがないほどたくさんあるかと思います。


 
そういう一つ一つの目標に対して、具体的に考えてみるのも一つの手です。

例えば、英語ができる子になってほしい場合は、何があるか考えてみましょう。

・英語絵本のかけ流し、読み聞かせを頑張る
・習慣化できるように工夫をする
・英語で遊びながら学べる教材を探す

 
など、ありますね。


 
優しい子になってほしい場合は、

・まず優しい親になる
・優しさとは何かを考えてみる
・そのことについて子どもと話し合ってみる

 
などでしょうか。

そういう具体的行動に落としこむと、日々気を付けることがわかっていいですよね。

そして、一番大切なのはタイミングです。


 

「啐啄同時(そったくどうじ)」や「啐啄の機(そったくのき)」などの言葉で説明するとわかりやすいかと思います。

啐は、雛がふかしようとしているとき、内側からつつく音の事で、啄は、親鳥が外側から手伝ってつつく音です。

 

これは、タイミングが同時ではないと、雛の命にかかわるので親のサポートのタイミングの大切さを表していますね。

ということは、親は子どもを観察して準備しておく必要があるということです。

そして、待つ!

外から無理やり殻を破っても、まだ成長していない雛はうまく成長しないかもしれません。

それと同じです。軽くノックすることはあっても、外から親が殻を破ってはいけない。

 

そのことを理解していれば、少しは待てる親になれるかもしれません。

「啐啄同時」ぜひ覚えておいてくださいね。^^