【実話】くもんに通っていた方の苦悩

● 【実話】くもんに通っていた方の苦悩

こんにちは。国産バイリンガルの育て方講師の加藤由希子です。

昨日の記事では、「くもんの落とし穴」の記事から学ぶべきこと、という記事を書きました。

今日は、実際にくもんに通っていた方の体験談をみなさんにシェアしますね。

以前、私が主催するママ’S カフェに参加して下さった方が話してくれました。

「実は私自身がドリル脳になって苦労しました。」と。

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お話しいただいた内容を簡単に説明すると、

○くもんの算数で先にすすむことを追い求めてどんどん進む
    ↓
○算数が得意になる。
    ↓
○自分でも「自分は算数ができると思っていた」

という感じだったそうです。

ただ、昨日の記事にも書いたとおり、小学校5年生くらいから様子がかわってきました。

あんなにどんどん先に進んでいて、難しい算数も解いていたのに、ぜんぜん算数ができない自分。

その自分を受け入れられず、頭にハゲができたそうです。

でもね、その時の小学校の先生が、本当に素晴らしいんです!!

家庭訪問の時期でもないのに、自宅にきて、お母さんに一生懸命説明されたそうです。

「娘さんはドリル脳になっている。」
「今の算数のやり方はやめてください。」
「今から一緒にやりなおしましょう。」

先生も素晴らしいけど、お母さんも素晴らしい!!

先生の話をすぐに受け入れ、ここから一緒に修正していったそうです。

この二人のおかげで、ドリル脳を少しずつ修正できました。

その作業も、またまたハゲができるくらいつらかったそうです。

ただその時に修正していたおかげで、その後もなんとかやっていけたそうですが、高校の算数とかも苦労されたそうですよ。

だからご自身のお子さんへの知育はとても気を付けてされているそうです。

同じような間違いをされる方がないようにと、こちらでのシェアを快く了承してくださいました。

あ、でも、英語絵本セットは使って下さっていますよ。^^

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また、今回の話は、「くもんはダメ」ということではありません。

成功している方も多いですからとてもいい教材ですよね。

やり方を間違えないで、先に進むことばかりを追い求めないで、お子さんの様子を見ながら進めたいですね。

明日は、知育をするうえでどんなことに気を付けたらいいのか、書きますね。^^