● 読書する人だけがたどり着ける場所
こんばんは。国産バイリンガルの育て方講師の加藤由希子です。
今日はこちらの本のご紹介です。
「読書する人だけがたどり着ける場所」
タイトルがとても興味深いですし、つねづね読書はいい!と思っているので、それを全部表現してくれたかのようです。^^
・読書をするとどんな風にいいのか
・どんな読み方がいいのか
・分野別おすすめの本
・どんな読み方がいいのか
・分野別おすすめの本
などが書かれています。
なかでも子育て中のママにご紹介したい内容がこちらです。
宮崎駿さんはインタビューの中で、「子どもが気に入って『となりのトトロ』を何十回も見ています」というお母さんに向けて「そんなことをしてはダメです」ということをおっしゃっていました。名作だからといって、子どもに繰り返し見せるものではないというのです。(上記著書より引用)
その理由について宮崎駿さんはこのように述べています。
ただ、基本的には、ビデオのスイッチをつけるということと絵本を開いて見るということとは本質的に全く違う行為だと思います。
映像は、見ている見ていないに係わらず一定のスピードで送り出される一方的な刺激ですが、絵本は、違います。
今のように子どもたちが、映像に頼れば頼るだけ、これからは現実の生活の中で、絵本を楽しむような時間が必要になってくるんじゃないですか。
(『折り返し点』宮崎駿著・岩波新書 上記著作より引用)
このようなセリフをトトロのファンですと言ってくれる方に伝えること自体が、読書や読み聞かせの大切さを物語っていますよね。
トトロをたくさん見るのがダメっていうことじゃなくて、絵本も読みましょうっていうことです。^^
映像だけでは想像力がつきにくいっていうことですね。
頭を使わなくてもいいっていうこと、と書かれています。
読み聞かせのほうが頭を使っているということですね。
頭の中で色々な想像力を働かせていますから。
読書って読解力うんぬんだけじゃなくて、色んな能力が鍛えられると思いますし、知識も増えますしね。
洋書を読む英語力にも、つながっていくと思いますよ。^^
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